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J-GLOBAL ID：201302220630660550   整理番号：13A1898440

家庭内環境配慮行動促進のための部活動を模したオンラインコミュニティ「エコ部」の提案と評価

著者 (6件)： 青柳西蔵 (京大 大学院エネルギー科学研究科) ,  青柳西蔵 (情報・システム研究機構 新領域融合研究セ) ,  藤原央樹 (京大 大学院エネルギー科学研究科) ,  藤原央樹 (NECビッグローブ) ,  石井裕剛 (京大 大学院エネルギー科学研究科) ,  下田宏 (京大 大学院エネルギー科学研究科)
資料名： ヒューマンインタフェース学会論文誌(CD-ROM)  (Transactions of Human Interface Society (CD-ROM))
巻： 15  号： 1/4  ページ： 151-161  発行年： 2013年02月25日 
JST資料番号： L3614B  ISSN： 2186-828X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 家庭部門の省エネルギーの推進は喫緊の課題であり,家庭におけるPBE(Pro-Environmental Behavior:環境配慮行動)の促進が求められており,そのための対策の1つに,Web等の情報通信技術を活用したオンラインコミュニティに参加して集団で取り組む手法がある。しかし,オンラインコミュニティへの継続参加には集団規範の受容が重要であるが,集団規範の受容を促す手法が少ない。そこで,本稿では,オンラインコミュニティによって家庭内PBEを促進する上で,行動変容の源である集団規範が阻害要因となっている課題を解決するために,部活動を模したコミュニティ「エコ部」を提案した。具体的には,まず,他者からの影響を媒介する人間関係に着目し,コミュニティの参加者間に人間関係の構築を目指したコミュニティの設計の方針として,1)参加者にその活動への参加期間に応じて先輩/後輩の役割を割り当てる制度と,2)参加者間の共感的な関係の構築を目指して行動するサクラの導入,について述べた。さらに,実際の家庭でのエコ部の評価実験を行い,多くの参加者に活動の参加を促す規範が受容されることを示した。

シソーラス用語： *環境保全 ,  *家庭 ,  省エネルギー ,  *コミュニティ ,  オンラインシステム ,  行動 ,  動機づけ ,  *グループ活動 ,  協力 ,  人間関係 ,  実験
準シソーラス用語： *エコアクション ,  *オンラインコミュニティ ,  環境配慮行動 ,  *行動変容 ,  集団活動 ,  相互協力 ,  評価実験

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  計算機網  (JC03000K)

タイトルに関連する用語 (7件)： 家庭 ,  環境配慮行動 ,  促進 ,  部活動 ,  オンラインコミュニティ ,  提案 ,  評価