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J-GLOBAL ID：201302223081828567   整理番号：13A1077240

コヒーレント光直交周波数分割多重方式におけるPAPR低減による自己位相変調抑圧の一検討

A Study on Suppression of Self Phase Modulation by Reducing PAPR in Coherent Optical Orthogonal Frequency Division Multiplexing Systems

著者 (3件)： 松原一 (東京理大 大学院理工学研究科) ,  海老澤賢史 (東京理大 大学院理工学研究科) ,  前田譲治 (東京理大 大学院理工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 113  号： 46(OCS2013 1-9)  ページ： 11-16  発行年： 2013年05月10日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コヒーレント光直交周波数分割多重(CO-OFDM)方式の問題の一つとして,ピーク対平均電力比(PAPR)の増加による非線形劣化がある。本論文では,CO-OFDM方式において,クリッピングと選択マッピングを用いてPAPRを減少させ,それによって自己位相変調による信号劣化を抑圧することができるかを伝送シミュレーションに基づいて調査する。クリッピングによる方法では,クリップによる波形劣化が自己位相変調による劣化を上回り,有効性は認められなかった。一方,選択マッピングを用いると,EVM[%]にして数ポイント程度の改善は可能であるが,大幅な改善は見込めない。従って本論文の手法では,自己位相変調の影響を大幅に抑圧することは,困難であることが予見された。(著者抄録)

シソーラス用語： *コヒーレント光 ,  *OFDM ,  信号特性 ,  比率 ,  *自己位相変調 ,  操作 ,  信号処理
準シソーラス用語： *PAPR ,  クリッピング ,  *光直交周波数分割多重 ,  選択マッピング

分類 (1件)： 光通信方式・機器  (ND10000B)

タイトルに関連する用語 (5件)： コヒーレント ,  光直交周波数分割多重 ,  PAPR ,  自己位相変調 ,  抑圧