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J-GLOBAL ID：201302224056745831   整理番号：13A1269301

コーヒーの美容・健康効果

著者 (2件)： 市橋正光 (再生未来クリニック神戸) ,  安藤秀哉 (岡山工科大 工)
資料名： Functional Food  (Functional Food)
巻： 7  号： 1  ページ： 66-68  発行年： 2013年07月30日 
JST資料番号： L6899A  ISSN： 1882-3971  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 植物の有する抗酸化物質にはフェノール系の水酸基があり,植物を酸化から守る働きをしている。ポリフェノールには数千種類もあるが,その中ではフラボノイドが最も多く,それ以外にリグナンやクロロゲン酸などがある。焙煎前のコーヒー生豆に豊富に含まれるクロロゲン酸は焙煎で一部がポリフェノール複合物に変化する。コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸類)は吸収性が高い。コーヒー摂取により血中や尿中の脂質や蛋白質の酸化が抑えられる。健康に最適なコーヒー摂取量は不明であるが,LDLコレステロールの酸化を遅らせることができる量が総ポリフェノールとして1000~1500mg/日とされていることから,コーヒー3~5杯程度が一つの目安になると思われる。30~60歳女性131人を対象として調査した結果,コーヒーを一日に2杯以上飲む人は加齢によるシミ増加が抑制されることが分かった。その理由として,クロロゲン酸のメラニン生成抑制作用,などの効果について記述した。

シソーラス用語： *コーヒー ,  食品成分 ,  *機能性食品 ,  多価フェノール ,  フラボノイド ,  薬理作用 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  脂環式アルコール ,  カルボン酸エステル ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリオール ,  LDLコレステロール ,  メラニン産生抑制作用 ,  脂質酸化 ,  蛋白質酸化
準シソーラス用語： ポリフェノール類 ,  メラニン生合成抑制作用 ,  *健康 ,  *健康機能 ,  *美容 ,  *美容食

分類 (3件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  食品工業一般  (FJ02010F) ,  アルカロイドし好飲料  (FJ06030D)

物質索引 (1件)： クロロゲン酸

タイトルに関連する用語 (3件)： コーヒー ,  美容 ,  健康効果