抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(M9.0)では,死者・行方不明者あわせて約2万人の大きな人的被害がもたらされたが,その多くは津波による犠牲者であった。Mobile Mapping System(モービルマッピングシステム)は車などの移動体にビデオカメラ等を搭載し,移動しながら周辺の画像情報などを取得するシステムであり,道路などを対象とした測量分野などで以前より活用されてきている。国土地理院は,津波被害の記録のために(社)日本測量機器工業会の協力のもと,同システムによる画像取得を行ったが,画像から見える津波の痕跡から津波の深さが計測できることに着目し解析を行ったので,以下その概要を紹介する。(著者抄録)