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J-GLOBAL ID:201302224309140028   整理番号:13A1085235

タエダマツの酵素的加水分解: セルロース結晶度と脱リグニン化の効果

Enzymatic hydrolysis of loblolly pine: effects of cellulose crystallinity and delignification
著者 (3件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 371-377  発行年: 2013年 
JST資料番号: C0119A  ISSN: 0018-3830  CODEN: HOLZAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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タエダマツ(Pinus taeda L.)とWhatman CC31セルロースのセルラーゼによる加水分解を比較することで,この過程で細胞壁結晶度とリグニンが果たす役割を調べた。結晶度の異なるセルロースサンプルを用いた時,セルロースの加水分解率は結晶度と反比例した。タエダマツのサンプルでは,加水分解の程度は74-149μmの粒子サイズの画分では低かったが,ボールミリング画分では高かった。タエダマツサンプルから酸性亜塩素酸によりリグニンを除去すると,リグニンの除去率の増加に伴ってセルロースの加水分解率も増加した。同程度の結晶度のタエダマツとセルロースサンプルに対して72時間のセルラーゼ処理を行った解析から,タエダマツの細胞壁がセルロースよりも加水分解を受けにくいことが分かった。細胞壁の加水分解において脱リグニン化による細胞壁の微細構造変化が,セルロース結晶度や構成成分よりも重要であると結論付けた。
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分類 (2件):
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木材化学  ,  酵素の応用関連 
タイトルに関連する用語 (5件):
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