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J-GLOBAL ID:201302224605757642   整理番号:13A0363824

種々肥料施肥による水稲圃場におけるリン収支と土壌リン状態

Phosphorus Balance and Soil Phosphorus Status in Paddy Rice Fields with Various Fertilizer Practices
著者 (4件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 69-76 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: L3405A  ISSN: 1343-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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過剰リン(P)は日本の水田土に数十年間にわたり作物の要求以上に与えたために蓄積し,過剰Pの改善は環境保全の観点から必要である。本稿では,水稲体系における土壌P状態と関係するPの投入/排出収支を評価し,施肥指標を得ることを目的とした。水稲(Oryza sative L.)を1997から2006年にグライ土上で栽培した。市販肥料,家畜糞尿堆肥,緑肥および無肥料の6圃場区画を設けた。リン投入量は区画間で0から73kgha-1yr-1であった。水稲のP吸収は約20kgha-1であり,P投入量に応答しないことを示した。これは大量の植物可給性BrayとTruogPが土壌中にあることを示した。圃場では,水稲を無P含有肥料または土壌改良剤により栽培した。結果として,P投入量の増加は部分P収支(PPB)の増加をもたらした。PPBの累積的な増加は土壌全Pの増加をもたらし,一方,PPBの累積的な減少はそれを減少させた。土壌Pの過剰蓄積は環境に対するPの損失をもたらした。P施肥は20kgha-1yr-1に制限すべき(P2O5として46kgha-1yr-1に相当する)であり,これはP投入量し水稲のP吸収の収支に基づくものである。また,肥料に含まれるPと土壌改良剤の施用量も制限すべきと結論した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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稲作  ,  施肥法・肥効  ,  土壌学一般 
引用文献 (33件):
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