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J-GLOBAL ID：201302224815354354   整理番号：13A1186854

食事はフィチン酸を分解するヒト腸微生物相の能力を形づくる in vitro研究

Diet shapes the ability of human intestinal microbiota to degrade phytate - in vitro studies

著者 (5件)： MARKIEWICZ L.H. (Inst. of Animal Reproduction and Food Res., Polish Acad. of Sci., Olsztyn, POL) ,  HONKE J. (Inst. of Animal Reproduction and Food Res., Polish Acad. of Sci., Olsztyn, POL) ,  HAROS M. (CSIC, Valencia, ESP) ,  SWIATECKA D. (Inst. of Animal Reproduction and Food Res., Polish Acad. of Sci., Olsztyn, POL) ,  WROBLEWSKA B. (Inst. of Animal Reproduction and Food Res., Polish Acad. of Sci., Olsztyn, POL)
資料名： Journal of Applied Microbiology  (Journal of Applied Microbiology)
巻： 115  号： 1  ページ： 247-259  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： A0635A  ISSN： 1364-5072  CODEN： JAMIFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： いかなる細菌群がフィチン酸(PA)の加水分解に関与するか及び異なるPA量を含む食事は腸微生物相の特異的代謝活性(PA分解活性)に影響するかどうかについて試験した。従来型食事または菜食の成人及び母乳摂食乳児の糞便試料を接種菌として用いた。PA添加培地を用いて,グラム陽性嫌気性菌(GPA),乳酸菌(LAB),腸内細菌科,プロテオバクテリア-Bacteroides(P-B),大腸菌群及び嫌気性菌の集団を試験した。PCR-DGGE分析により,GPA,P-B及び大腸菌群の系統樹におけるDGGE様式の分布,及びLAB及び嫌気性菌のDGGE系統樹の部分的食事特異的分布を示した。PAの分解試験により,GPA及びLABは最も低いPA分解能を示した。試験した細菌集団において,最高フィターゼ活性をWilkins-Chalgren非選択培地の微生物相及び大腸菌において認めた。菜食者腸由来微生物相はPAを最も効果的に分解し,微生物相は環境に適応すること及び食事は腸細菌の代謝活性を調節することを示唆した。

シソーラス用語： 食事 ,  *イノシトールリン酸 ,  ヒト ,  *ミクロフローラ ,  *腸 ,  菜食 ,  成人 ,  乳児 ,  糞便 ,  嫌気性菌 ,  好気性菌 ,  乳酸菌 ,  腸内細菌科 ,  大腸菌群 ,  PCR法 ,  系統樹 ,  リン酸モノエステラーゼ ,  酵素活性度 ,  環境順応 ,  in vitro実験 ,  *微生物分解 ,  糖アルコール
準シソーラス用語： PCR-DGGE ,  フィターゼ ,  代謝活性

分類 (2件)： 代謝と栄養  (EG03054K) ,  腸  (EJ06040N)

物質索引 (1件)： フィチン酸

タイトルに関連する用語 (8件)： 食事 ,  フィチン酸 ,  分解 ,  ヒト ,  腸 ,  微生物相 ,  能力 ,  研究