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J-GLOBAL ID：201302224856966879   整理番号：13A0083646

寒冷地における厚鋼板の選定法に関する提案

著者 (7件)： 表真也 (土木研 寒地土木研) ,  三田村浩 (災害科研) ,  西弘明 (土木研 寒地土木研) ,  今野久志 (土木研 寒地土木研) ,  廣畑幹人 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  廣畑幹人 (大阪大) ,  KIM You-Chul (大阪大 接合科研)
資料名： 寒地土木研究所月報  (土木研究所寒地土木研究所月報)
号： 716  ページ： 11-16  発行年： 2013年01月10日 
JST資料番号： G0057A  ISSN： 1881-0497  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 寒冷地における構造材料は,凍害による劣化や低温下における特性の変化など,寒冷地特有の性能低下が確認されている。しかし,低温下における厚鋼板の靭性に関する規格値は定められていない。本報告では厚鋼板のシャルピー衝撃試験結果を基本として,板厚40mmを超える厚鋼板の鋼種選定における一方法を提案した。先ず,現状における鋼材の靭性指標,シャルピー吸収エネルギー47J設定の背景を述べた。次に厚鋼板を用いた低温下でのシャルピー衝撃試験を紹介した。最後に低温下における鋼板の使用区分と鋼種の選定フローを提案した。

シソーラス用語： 積雪寒冷地 ,  *鋼板 ,  *低温 ,  *靱性 ,  シャルピー試験 ,  選択 ,  凍害 ,  劣化
準シソーラス用語： *厚鋼板 ,  *材料選定

分類 (2件)： 金属構造  (RA04050W) ,  金属材料  (RA06044P)

引用文献 (5件)：

• 1) 日本道路協会 : 道路橋示方書(II 鋼橋編)・同解説, pp.167-188, 117-124 2004
• 2) J. Hodgson and G. M. Boyd Brittle Fracture in Welded Ships, The Institution of Naval Architects, Quarterly Transactions, 100-3, pp.141-180、1958.6
• 3) 北海道開発局 道路設計要領 第3集 橋梁、第1編、第7章_橋梁付属物 p3-7-11、2012.
• 4) 北海道開発局土木試験所構造研究室、鋼材の低温域における溶接性と安定性に関する試験調査(鋼材のシャルピー衝撃試験結果の整理集計)、1985.
• 5) 社団法人 日本溶接協会、WES3003 低温用圧延鋼板判定基準、1995.

タイトルに関連する用語 (4件)： 寒冷地 ,  厚鋼板 ,  選定 ,  提案