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J-GLOBAL ID:201302225156445980   整理番号:13A1867907

バイオマスおよびポリフェノール生産用工芸作物としてのイタリア産カルドン遺伝子型の選抜

Selection of Italian cardoon genotypes as industrial crop for biomass and polyphenol production
著者 (8件):
資料名:
巻: 51  ページ: 145-151  発行年: 2013年11月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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7遺伝子型はイタリアの栽培品種,残り1遺伝子型は野生種であるカルドンの8遺伝子型は,イタリアENEAおよびトゥーシア大学との共同コレクションであり,製薬への利用のためのバイオマス生産評価を目的として2シーズンに渡り試験された。植物の特性および乾物蓄積量を調査するために9形態形質(草丈,植物体直径,側シュート数,主茎直径,第一展開葉の長径・短径,葉の裂片数および乾物重量)を用いた。地上部バイオマスの生化学的特性も加速溶媒抽出およびHPLC分析を用いて明らかにした。遺伝子型間には多くの農業特性において有意差が認められ,特に地上バイオマス収量では1095~2495g/植物体の差異があり,遺伝子型選抜の有効な形質となり得ることが示唆された。遺伝子型間のバイオマスポリフェノール含有量にも有意差が認められ,特にカフェオイルキナ酸(3-O-カフェオイルキナ酸および1,5-O-ジカフェオイルキナ酸)およびフラボノイド誘導体(シナロシド)が顕著であった。バイオマスから抽出した3-O-カフェオイルキナ酸含有量は,0.01~2.65g/kg DMであり,1,5-O-ジカフェオイルキナ酸含有量は,3.08~4.07g/kg DMの範囲で変化した。シナロシドに関しては,カルドン遺伝子型「AFN」において最も高い値(4.20g/kg DM)を示した。バイオマスおよびポリフェノール化合物生産に関する植物体からの分析が,今まで実施されたことがなかったことを考慮すると,今回のデータは,バイオマスおよび製薬開発のためのカルドン遺伝子型利用に大いに役立つことが示唆された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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作物の品種改良  ,  野菜  ,  植物の生化学 
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