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J-GLOBAL ID：201302225245700039   整理番号：13A1835259

横浜港の底層環境調査-みなとみらい~瑞穂地区-

著者 (6件)： 小市佳延 (横浜市環境科研) ,  下村光一郎 (横浜市環境科研) ,  犬飼まり子 (横浜市環境科研) ,  水尾寛己 (観音崎自然博物館) ,  西栄二郎 (横浜国大) ,  坂本昭夫 (海をつくる会)
資料名： 横浜市環境科学研究所報(Web)  (Annual Report of Yokohama Environmental Science Research Institute (Web))
号： 34  ページ： 16-23 (WEB ONLY)  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： U0369A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 富栄養化が進行している東京湾の西岸にある横浜港において2008年6,9月に水質,底質および底生生物の調査を行い,底層環境の現状について検討した。水質は表層で赤潮,底層で貧酸素状態であった。底質は嫌気度が強く,内港部では泥分率や強熱減量が高かった。また,全硫化物は帷子川河口先で特に高かった。底生生物は多毛類が優占し,貝類では大型の外来種ホンビノスガイなどが出現したが,水産重要種のアサリ等はほとんど出現しなかった。有機汚濁が進行し,泥分の多い地点に有機汚濁指標種が多くみられた。水産用水基準による底質評価では[汚染底質]と判定され,七都県市底質環境評価区分では[環境保全度I]の低い評価であった。(著者抄録)

シソーラス用語： *海洋汚濁 ,  表層 ,  底層 ,  水質 ,  底質 ,  底生動物 ,  *ファウナ ,  赤潮 ,  酸素欠乏 ,  溶存酸素 ,  多毛類 ,  二枚貝類 ,  港湾 ,  *海洋環境
準シソーラス用語： ホンビノスガイ ,  横浜港 ,  *底生動物相 ,  貧酸素

分類 (2件)： 海洋汚濁  (SB02040B) ,  個体群生態学  (EE03030S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 横浜港 ,  底層 ,  環境調査 ,  地区