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J-GLOBAL ID:201302226163976776   整理番号:13A1737131

2003~2011年の日本の北海道における妊娠女性の血漿試料中のペルフルオロアルキル酸の経時的傾向

Temporal trends of perfluoroalkyl acids in plasma samples of pregnant women in Hokkaido, Japan, 2003-2011
著者 (11件):
資料名:
巻: 60  ページ: 89-96  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: A0646B  ISSN: 0160-4120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ペルフルオロアルキル酸は,広範な消費財に使用される難分解性有機汚染物質である。最近の疫学研究は,環境における毒性レベルのPFAAsへの胎児期曝露が,胎児成長と幼児と子供における体液性免疫反応に悪影響を及ぼす可能性があることを示している。本研究で,著者たちは,2003から2011年の間の日本の北海道における胎児期のPFAAへの曝露水準を,妊娠女性の血漿試料中のPFAA濃度の測定により調べた。調査母集団は,北海道で行われた出生コホート研究に登録した150人の女性から成る。母親の血漿試料の11のPFAAsを,超高性能液体クロマトグラフィーと三段四重極タンデム質量分析を組合せた同時分析により測定した。2011年,研究の終わりにおける,ペルフルオロオクタン酸(PFOA),ペルフルオロノナン酸(PFNA),ペルフルオロデカン酸(PFUnDA),ペルフルオロドデカン酸(PFDoDA),ペルフルオロトリデカン酸(PFTrDA),ペルフルオロヘキサンスルホナート(PFHxS),および,ペルフルオロオクタンスルホナート(PFOS)の年齢と出産経調整平均濃度は,それぞれ,1.35ng/mL,1.26ng/mL,0.66ng/mL,1.29ng/mL,0.25ng/mL,0.33ng/mL。0.28ng/mL,3.86ng/mLであった。2003年から2011年の間に,PFOSとPFOA濃度が,それぞれ,8.4%/年と3.1%/年で減少したのに対して,PFNAとPFDAのレベルは,それぞれ,4.7%/年と2.4%/年で増加した。PFUnDA,PFDoDA,ならびに,PFTrDAは,大多数の母親の試料に検出されたが,有意な経時的傾向を明確に認めなかった。胎児期のPFAA曝露が幼児と子供の健康へ及ぼす影響を判断するためには,将来の研究は,妊娠女性とその子供のより大きい母集団を対象としなければならない。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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動物に対する影響  ,  その他の汚染原因物質 
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