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J-GLOBAL ID：201302226364655838   整理番号：13A1007567

食用昆虫の栄養成分と安全面

Nutritional composition and safety aspects of edible insects

著者 (2件)： RUMPOLD Birgit A. (Leibniz Inst. for Agricultural Engineering Potsdam-Bornim, Potsdam, DEU) ,  SCHLUETER Oliver K. (Leibniz Inst. for Agricultural Engineering Potsdam-Bornim, Potsdam, DEU)
資料名： Molecular Nutrition & Food Research  (Molecular Nutrition & Food Research)
巻： 57  号： 5  ページ： 802-823  発行年： 2013年05月 
JST資料番号： H0535A  ISSN： 1613-4125  CODEN： MNFRCV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 世界の多くの地域で伝統的に昆虫を食す習慣がある。本論文では,食用昆虫の栄養成分を文献から収集,編集し,その栄養学的価値と危険性について概説した。記載した食用昆虫は,ゴキブリ目,鞘翅目(カブトムシ),双翅目(ハエ),半翅目(カメムシ),膜翅目(アリ,ハチ),等翅目(シロアリ),鱗翅目(チョウ,ガ),トンボ目,直翅目(バッタ)である。食用昆虫は一般的に高エネルギー,高タンパク,ヒトのアミノ酸要求性に合致し,MUFAやPUFAに富み,銅イオン,マグネシウム,マンガン,リン,セレンや亜鉛,リボフラビン,パントテイン酸,ビオチン,葉酸等の微量栄養素を多く含み,有用なタンパク源と考えられる。しかし,昆虫の栄養成分は餌によって異なる。栄養面以外に,毒素,アレルゲンや抗栄養因子等の有害成分の研究が必要である。生の食用昆虫の急激な腐敗と微生物汚染の問題があり,消毒方法と保管条件の検討が重要である。

シソーラス用語： *昆虫類 ,  食品成分 ,  栄養素 ,  安全性 ,  食品衛生 ,  エネルギー ,  動物タンパク質 ,  無機質 ,  ビタミンB群 ,  食品汚染 ,  微生物汚染 ,  食品分析 ,  *食品 ,  文献展望 ,  食品安全性
準シソーラス用語： 栄養成分 ,  *食用昆虫 ,  *動物性食品

分類 (3件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  食品衛生一般  (FJ01051H) ,  動物の生化学  (EJ01050P)

タイトルに関連する用語 (2件)： 食用昆虫 ,  栄養成分