抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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流体の映像表現には,流体シミュレーションを使う方法および流体を撮影した動画を編集する方法の大きく2手法があり,本報では後者の流体動画を2次元的に加工する手法および流体を3次元的に撮影して利用する手法について紹介し解説した。主な内容項目を次に示した。1)はじめに:映画やTVドラマに欠かせない水,炎,煙,爆発などの流体表現の重要性とコストなど,2)動画からの流体部分抽出:実際の動画データベースの煙の素材の例と流体部分のみを抽出して合成した利用例,一つの動画を背景画像と流体部分に自動的に分離する手法,岡部らの手法と既存手法の比較,3)流体画像のアニメーション:キャンプファイアの写真,川の油絵とこれらの流体アニメーション作成手法の概要,この手法に用いた動画検索技術と川の油絵などに適用した事例,4)3次元動画の撮影と利用:医療用CTスキャナの原理である「投影定理」,噴出するガスの瞬間形状を3次元復元した結果の例,Hasinoffらの炎の測定方法(炎を1枚のシートとして表現するDensity Sheetモデルと90度間隔で置いた2台のカメラで撮影した2つの動画で3次元的に復元した炎の例)など。