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J-GLOBAL ID:201302227205856055   整理番号:13A0069225

冬季の沖縄県北部亜熱帯広葉樹林地域におけるCO2フラックスの地点および観測日による変動実態

Variations of CO2 flux according to observation points and days in broadleaf forest in the north part of okinawa
著者 (10件):
資料名:
号: 122  ページ: 23-31  発行年: 2012年12月20日 
JST資料番号: F0616A  ISSN: 0387-6012  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,冬季に沖縄県北部亜熱帯広葉樹林地の沢沿い複数地点でのCO2フラックス,地温測定および土壌水分測定により,CO2フラックスの地点間および観測日による変動実態を把握し,既往研究と比較した。さらに,対象地点の土壌の粒度分布,有機物含有量,根量とCO2フラックスの関係について解析した。また,温度制御した円筒管土壌呼吸実験により対象土壌のCO2フラックスの温度依存性について確認した。その結果,次の1)~5)が認められた。1)CO2フラックスはばらつきがあり,南尾根で最大,谷に向かって小さくなる傾向にあった。同じ観測日での地温の測定地点間差は小さく,各地点の観測時の温度差がCO2フラックスの差に与えた影響は小さいと判断された。2)既往の研究との比較では,本調査での値はA0層除去の影響により小さかったと判断できた。3)観測日の温度の違いによるCO2フラックスの違いは明確ではなかった。それに対して,土壌水分の増加によりCO2フラックスが減少するという土壌呼吸特性が見られた。4)本研究での観測では,粒度組成,有機物量,根量などとCO2フラックスの関連性は明確ではなかった。5)土層実験により温度依存性を調べた結果,既往研究で示されたQ10値の範囲内の結果を得た。(著者抄録)
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分類 (2件):
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森林生物学一般  ,  土壌物理 
引用文献 (28件):

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