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J-GLOBAL ID：201302227262540676   整理番号：13A1445589

多孔性配位ネットワークにおける可動性S₃の選択的捕獲及び直接X線観察

Selective Trapping of Labile S₃ in a Porous Coordination Network and the Direct X-ray Observation

著者 (5件)： OHTSU Hiroyoshi (Pohang Univ. Sci. and Technol. (POSTECH), Pohang, KOR) ,  CHOI Wanuk (Pohang Univ. Sci. and Technol. (POSTECH), Pohang, KOR) ,  ISLAM Nazrul (Pohang Univ. Sci. and Technol. (POSTECH), Pohang, KOR) ,  MATSUSHITA Yoshitaka (National Inst. for Materials Sci. (NIMS), Hyogo, JPN) ,  KAWANO Masaki (Pohang Univ. Sci. and Technol. (POSTECH), Pohang, KOR)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 135  号： 31  ページ： 11449-11452  発行年： 2013年08月07日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 反応性の小硫黄同素体をカプセル封じするため,ネットワーク[ZnI₂(TPT)₃]_n(1,TPT=2,4,6-トリス(4-ピリジル)トリアジン)を選んだ。真空のもと533Kで6hの硫黄蒸気拡散により1の細孔内に硫黄同素体を捕獲した。硫黄蒸気に曝露後1は淡黄色から明黄色に変化して,粉末X線回折パターンは明確に変化した。ピークと相対的ピーク強度の変化は硫黄がネットワークの細孔に含まれることを示唆した。硫黄をカプセル封じ後1の結晶系は斜方晶系Pccnから単斜晶系Pnに変化した。単結晶解析のみならずab initio粉末構造解析を組合せた結晶性多孔質材料を用いるカプセル封じアプローチは可動性種の研究に有用である。

シソーラス用語： *硫黄 ,  *カプセル封じ ,  亜鉛錯体 ,  ヨード錯体 ,  窒素複素環化合物 ,  ネットワーク構造 ,  結晶成長 ,  結晶構造 ,  X線回折 ,  斜方晶系 ,  空間群 ,  結晶度 ,  多孔性 ,  分子構造 ,  化学的性質 ,  反応機構 ,  熱安定性 ,  条件 ,  光照射 ,  加熱 ,  逆変換 ,  粉砕 ,  塩化アンモニウム ,  臭化アンモニウム ,  構造解析 ,  ab initio法 ,  結晶系 ,  可変性 ,  Rietveld法 ,  単斜晶系 ,  ピーク強度 ,  環境条件 ,  蒸気拡散法 ,  同素体 ,  粉末X線回折 ,  トリアジン類 ,  メカニカルミリング
準シソーラス用語： トリアジン誘導体 ,  機械的粉砕 ,  結晶性 ,  多孔質 ,  変動性

分類 (2件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  配位化合物の結晶構造一般  (BK09001H)

物質索引 (1件)： 2,4,6-トリス(4-ピリジニル)-1,3,5-トリアジン

タイトルに関連する用語 (5件)： 多孔性 ,  可動性 ,  捕獲 ,  X線 ,  観察