抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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需要のスマート化,再生可能エネルギー電源の普及拡大,送配電網の高度化,という3つの目的に照らしながら,スマートグリッドとそれを支えるテクノロジーについて概説した。日本では,CO
2削減,化石燃料消費削減,省エネ推進などを進めていくうえでのインフラとしてスマートグリッドへの期待が高まっている。本稿では,需要のスマート化として,スマートメータの導入やEMSの普及による省エネの推進,およびデマンドレスポンスによるピーク需要抑制について説明した。続いて,再生可能エネルギー電源の普及拡大に関して,電気自動車を含む蓄電池の性能向上や利用技術の開発の重要性について述べた。さらに,送配電網の高度化に関して,様々な電力変動に対する電力品質維持のための次世代送配電系統最適制御技術などの重要性について説明した。