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J-GLOBAL ID：201302227802618122   整理番号：12A1811915

液体クロマトグラフィー/質量分析法の農薬残留分析への利用(その2)-LC-MS/MSおよびLC-Q/TOFMSを用いた食品中の農薬残留分析-

著者 (1件)： 滝埜昌彦 (アジレント・テクノロジー株式会社)
資料名： Journal of Pesticide Science  (Journal of Pesticide Science)
巻： 37  号： 3  ページ： 297-302 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： F0886B  ISSN： 1348-589X  CODEN： JPSTCF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 食品中の農薬残留分析における液体クロマトグラフィー/質量分析法(LC-MS)の新たな手法として,LC-MS/MSおよびLC-Q/TOFMS法の原理と方法を解説した。LC-MS/MSはタンデム四重極型質量分析計(Q/QMS)を利用した方法であり,高選択かつ高感度な定性と定量が可能である。これにより,プロダクトイオンスキャン,プリカーサーイオンスキャン,ニュートラルロススキャン,SRMおよび多成分一斉分析が可能である。LC-Q/TOFMSは飛行時間型質量分析計(TOFMS)に四重極型質量分析計(QMS)を組み合わせた方法である。質量分離能力が高く精密質量測定が可能であり,迅速にターゲット農薬を定性することができる。ターゲットQ/TOFMS,オートQ/TOFMSなどの手法があり,ターゲットスクリーニングとノンターゲット農薬の推定が可能である。

シソーラス用語： *食品 ,  *残留農薬 ,  食品汚染 ,  農薬汚染 ,  食品分析 ,  *LC-MS分析 ,  タンデム質量分析 ,  飛行時間法 ,  レーザ脱離質量分析 ,  四重極質量分析計 ,  質量分析計 ,  定量分析 ,  迅速分析 ,  選択イオンモニタリング ,  同時分析 ,  *走査 ,  相関 ,  GC-MS分析
準シソーラス用語： LC-MS/MS分析 ,  LC-Q/TOFMS ,  MSC【分子構造】 ,  SRM【質量分析】 ,  TOF-MS ,  スキャン ,  タンデム四重極型質量分析計 ,  多成分一斉分析 ,  飛行時間型質量分析計

分類 (4件)： 食品の汚染  (FJ01053P) ,  質量分析  (CC03013N) ,  液体クロマトグラフィー  (CC04014L) ,  農薬  (SB05030L)

引用文献 (8件)：

• 上野英二. 農薬誌. 2011, 36, 554-558
• GUO, B. J. Chromatogr. A. 2010, 1217, 4796-4807
• 厚生労働省医薬食品局食品安全部. 厚生労働省医薬食品局食品安全部長通知, 食安発第0124001号. 2005
• HIEMSTRA, M. J. Chromatogr. A. 2007, 1154, 3-25
• GERVAIS, G. J. Chromatogr. A. 2008, 1202, 163-172

タイトルに関連する用語 (6件)： 液体クロマトグラフィー ,  質量分析法 ,  農薬残留分析 ,  LC-MS ,  TOFMS ,  食品