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J-GLOBAL ID:201302229001657579   整理番号:13A0235352

中国,黄河河口の種々の沿岸アカザ科Suaeda salsa湿地における亜酸化窒素およびメタンのフラックス

Fluxes of nitrous oxide and methane in different coastal Suaeda salsa marshes of the Yellow River estuary, China
著者 (6件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 856-865  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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亜酸化窒素(N2O)およびメタン(CH4)のフラックスの空間的および時間的変化と関連する非生物的堆積物パラメーターを黄河河口のアカザ科Suaeda salsaが優勢な沿岸湿地に沿って2009年/2010年に初めて定量した。日中および季節中に測定した全ての時間において,沿岸湿地からのN2OおよびCH4フラックスはそれぞれ-0.0147~0.0982 mg N2O m-2 h-1および-0.7421~0.4242 mg CH4 m-2 h-1の範囲であった。春季,夏季,秋季,および冬季の平均N2Oフラックスはそれぞれ0.0325,0.0089,0.0119,および0.0140 mg N2O m-2 h-1で,平均CH4フラックスはそれぞれ-0.0109,-0.0174,-0.0141,および-0.0089 mg CH4 m-2 h-1で,沿岸湿地がN2O源でCH4シンクとして作用していることを示した。N2OおよびCH4フラックスはサンプリングの日中時間で有意差があった。N2Oフラックスはサンプリング季節とサンプリング場所で有意差があり,CH4フラックスは季節および場所で有意差が無かった。N2O排出の時間的変化は夏季および秋季における植生(S.salsa)と春季および冬季中の堆積物の凍結/融解サイクル頻度の影響に関連している可能性があり,CH4フラックスは熱的条件と他の非生物的要因(土壌水分および塩分)の相互作用によって制御されていると考えられた。N2OおよびCH4フラックスの空間的変化は天文学的潮汐,堆積物基質,および植生構成による土壌水分変動によって主に影響されていた。CO2等価(CO2-e)排出で表わしたN2OおよびCH4フラックスは,N2Oが春季および冬季中の計算CO2-e全排出の主要部分で,CH4の寄与は夏季および秋季に無視できなかった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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大気質調査測定一般  ,  環境問題 

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