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J-GLOBAL ID：201302229983118595   整理番号：13A0030463

セルロースナノファイバー(1)-セルロースの基本構造及びナノファイバーの作製法-TEMPO酸化セルロースシングルナノファイバー複合材料

Composite Materials of TEMPO-Oxidized Cellulose Single Nanofiber

著者 (1件)： 磯貝明 (東大 大学院農学生命科学研究科)
資料名： 日本ゴム協会誌  (Journal of the Society of Rubber Science and Technology, Japan)
巻： 85  号： 12  ページ： 388-393  発行年： 2012年12月15日 
JST資料番号： G0157A  ISSN： 0029-022X  CODEN： NGOKAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ここでは先ず,TENPOと酸化剤の次亜塩素酸ナトリウムによる水分散天然木材セルロースの常温常圧酸化と生成物のカルボキシル化セルロースミクロフィブリル(CCMF)につき概括した。次に,水分散CCMFの解繊処理によるTENPO酸化セルロースシングルナノファイバー(TOCN)生成プロセスとTOCN特性,カルボン酸塩型TOCN(TOCN-COONa)の水分散液のキャスト-乾燥による柔軟性TOCN-COONa自立透明フィルムの作成とその特性につき概説した。さらに,金属粒子のTOCN表面への固定化による触媒機能発現,TOCNナノファイバーを用いた各種ナノ複合化フィルムとその特性を紹介した。

シソーラス用語： セルロース誘導体 ,  透明材料 ,  複合フィルム ,  *ナノ複合材料 ,  *カルボキシ化
準シソーラス用語： *カルボキシル化 ,  *TEMPO酸化 ,  キャストフィルム ,  *セルロースナノファイバー ,  事例紹介

分類 (2件)： その他の高分子材料  (YH07150C) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

物質索引 (1件)： 2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-オキシル

引用文献 (25件)：

• 1) Isogai, A.: Kobunshi, 58, 90 (2009)
• 2) Isogai, A., Saito, T.: Biopla J., 29, 12 (2010)
• 3) Isogai, A.; Saito, T.; Fukuzumi, H.: Nanoscale, 3, 71 (2011)
• 4) Isogai, A.: Bulletin of the Tokyo University Forest, 126, 1 (2011)
• 5) Hirota, M.; Furihata, K.; Saito, T.; Kawada, T.; Isogai, A.: Angew. Chem. Int. Ed., 49, 7670 (2010)

タイトルに関連する用語 (7件)： セルロースナノファイバー ,  セルロース ,  基本構造 ,  ナノファイバー ,  作製法 ,  TEMPO酸化 ,  複合材料