文献
J-GLOBAL ID:201302231058798459   整理番号:12A1792303

中枢性甲状腺機能低下症:IGSF1の機能喪失変異はX染色体連鎖の中枢性甲状腺機能低下と精巣腫大症候群を起こす

Loss-of-function mutations in IGSF1 cause an X-linked syndrome of central hypothyroidism and testicular enlargement
著者 (40件):
資料名:
巻: 44  号: 12  ページ: 1375-1381  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
先天的中枢性甲状腺機能低下は,それ以外の下垂体ホルモン欠乏と独立しても,連結しても,発生する。エキソーム解析ならびに候補遺伝子塩基配列決定を用いて,中枢性甲状腺機能低下,精巣腫大,変動性の低プロラクチン濃度を示す11の独立家系の男性で,IGSF1に8つの明確な変異と2つの欠失を見つけた。IGSF1は膜糖タンパク質で,下垂体前葉に強く発現されており,今回見つかった変異はさまざまな細胞でこのタンパク質の細胞表面への移行を損なう。Igsf1欠損オスマウスは,下垂体および血清中の甲状腺刺激ホルモン(TSH)濃度低下,下垂体の甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)受容体発現低下,トリヨードチロニン濃度減少,ならびにボディマスの増加を示した。まとめると,我々の観察は,おそらく随伴する下垂体TRHシグナル伝達障害によると思われる,IGSF1の機能喪失変異が中枢性甲状腺機能低下をもたらす新たなX染色体連鎖疾患を記述したものである。Copyright Nature Publishing Group 2012
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝的変異 

前のページに戻る