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J-GLOBAL ID:201302231204698569   整理番号:13A1610016

西日本の海水科学研究(4)積層構造の多重効用海水蒸発濃縮器の性能-拡散距離10mmの3段および4段効用の濃縮器-

Performance of Multiple-Effect Diffusion Still for Seawater Concentration-Threefold- or Quadruple-Effect Still with 10mm Diffusion Distances-
著者 (5件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 283-288  発行年: 2013年10月01日 
JST資料番号: F0235A  ISSN: 0369-4550  CODEN: NKAGBU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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簡易な積層構造の多重効用海水蒸発濃縮器について,3段効用と4段効用の場合について蒸発量等を測定した。各効用段の水蒸気拡散距離は10mmであり,濃縮器は水平から12°傾斜させて設置され,その下面は蒸気加熱,上面が自然対流蒸発により冷却される。測定結果は,定常一次元解析モデルを用いた数値計算の結果と比較した。得られた結果は,次のようにまとめられる。1)蒸発量は,蒸気加熱ジャケットに接する第1効用段で最も多く,ジャケットから遠く温度が低い効用段ほど少なくなった。この傾向は,モデル計算の結果と一致する。2)総蒸発量の解析モデル計算値は,ジャケットの加熱温度の上昇とともに指数関数的に上昇する。この傾向は,測定結果からも確かめられた。3)最上面の蒸発布からの自然対流蒸発量の測定値は,モデル計算値とほぼ一致するが,濃縮器内の各効用段の蒸発量の測定値は,モデル計算値より少ない。その結果,総蒸発量の測定値は,モデル計算値の82~85%であった。4)厚さ50-70μmのポリエステル樹脂系の焼付け塗膜は,高温の海水で濡れた布と接する鋼板の腐食を防止した。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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用水の物理的処理  ,  蒸留,蒸発 
引用文献 (9件):

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