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J-GLOBAL ID：201302231394584106   整理番号：13A1354761

Cu²⁺の常磁性ドーピングによる²⁹Si MAS NMRにおけるゼオライトおよびメソ多孔性シリカ材料の劇的な感度向上

Drastic sensitivity enhancement in ²⁹Si MAS NMR of zeolites and mesoporous silica materials by paramagnetic doping of Cu²⁺

著者 (6件)： INAGAKI Satoshi (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  KAWAMURA Izuru (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  SASAKI Yukichi (Japan Fine Ceramics Center, Aichi, JPN) ,  YOSHIDA Kaname (Japan Fine Ceramics Center, Aichi, JPN) ,  KUBOTA Yoshihiro (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  NAITO Akira (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 15  号： 32  ページ： 13523-13531  発行年： 2013年08月28日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Cu²⁺の不対電子は,メソ多孔性シリカ材料およびゼオライトの²⁹Siのスピン-格子緩和速度R1の短縮に対して有効であることを見出した。これは,Cu²⁺が10^-8秒の電子緩和時間を持ち,スピン-スピン緩和速度の減少によりピーク広幅を伴わないためと考えられる。アモルファスケイ酸塩壁から成るメソ多孔性シリカにおいては,²⁹Si MAS NMR信号は,Cu-EDTA修飾により80倍増強された。またゼオライトベータでは,硝酸銅修飾により測定時間を少なくとも10%短縮することができた。メソ多孔性シリカ材料およびゼオライトにおけるCu²⁺の常磁性ドーピングは,²⁹Si MAS NMRの信号強度の増強に有効に用いることができることを示した。

シソーラス用語： *銅化合物 ,  *金属イオン ,  *常磁性 ,  *ドーピング ,  *ケイ素29NMR ,  *MASNMR ,  *βゼオライト ,  多孔性 ,  *感度 ,  不対電子 ,  スピン-格子緩和 ,  緩和時間 ,  電子 ,  *緩和現象 ,  スピン-スピン緩和 ,  *二酸化ケイ素
準シソーラス用語： *シリカ

分類 (3件)： 非金属化合物  (CD01070R) ,  その他の無機化合物のNMR  (BM07043Z) ,  その他の物理分析  (CC03014E)

タイトルに関連する用語 (8件)： 常磁性 ,  ドーピング ,  MAS ,  NMR ,  ゼオライト ,  メソ多孔性 ,  シリカ ,  感度向上