抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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R&D投資削減が設備投資行動にどのような影響を与えるのかについて分析した。分析には金融および保険を除く2001年度から2003年度の3月末日を決算日とする東証一部上場企業の連結財務データを用いた。企業数は3175である。目的利益を達成できそうもないときに経営者がR&D投資と設備投資をどのように行うのかを分析した。分析結果は,半期目標利益未達成で,かつR&D比率が3以上の企業では,R&D投資削減と設備投資増額という代替投資関係が観察された。この原因は,R&D投資と設備投資に対する会計制度の違いによるとか,経営者の経営志向によるとか種々考えられるが,それまでの解明は行っていない。