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J-GLOBAL ID：201302231814628147   整理番号：13A0309551

TS1800MPa級ホットスタンプ用鋼板の開発

著者 (5件)： 匹田和夫 (新日鐵住金 鉄鋼研) ,  西畑敏伸 (新日鐵住金 鉄鋼研) ,  菊地祐久 (新日鐵住金 鹿島製鉄所) ,  鈴木貴之 (アイシン高丘) ,  中山伸之 (マツダ)
資料名： まてりあ  (Materia Japan)
巻： 52  号： 2  ページ： 68-70  発行年： 2013年02月01日 
JST資料番号： F0163A  ISSN： 1340-2625  CODEN： MTERE2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ホットスタンプ工法は鋼板をオーステナイト温度域に加熱し,金型を用いて成形と同時に焼入を行う工法である。現行のホットスタンプ材の鋼中C量は約0.21%,強度レベルは1500MPa級である。軽量化ニーズに答えるために更なる高強度化を行い,現行材より単純にC量を増加すると,靭性が不足し十分な性能が得られない。そこで靭性向上のためにホットスタンプ後の旧オーステナイト粒を微細化し,焼入性を向上したTS1800MPa級ホットスタンプ材を開発した。開発材の機械特性,ミクロ組織,CCT線図による焼入性,靭性,溶接性,遅れ破壊特性を紹介した。開発材の部品特性は動的3点曲げ試験で行った。開発材は2011年から量産を開始し,自動車のバンパービームに適用された。

シソーラス用語： 機械的性質 ,  金属組織 ,  焼入性 ,  靱性 ,  溶接性 ,  遅れ破壊 ,  CCT曲線 ,  *鋼板 ,  *自動車用鋼 ,  高強度鋼 ,  *プレス加工 ,  熱間加工 ,  *焼入 ,  金型 ,  結晶粒微細化 ,  曲げ試験 ,  バンパ ,  梁
準シソーラス用語： *ホットスタンピング【プレス焼入】 ,  三点曲げ試験

分類 (1件)： 自動車材料  (QG03080N)

引用文献 (4件)：

• 西畑敏伸. CAMP-ISIJ. 2008, 21, 597
• 鈴木貴之. CAMP-ISIJ. 2008, 21, 598
• 西畑敏伸. 鉄と鋼. 2010, 96, 378-385
• 特許第4513608号

タイトルに関連する用語 (3件)： ホットスタンプ ,  鋼板 ,  開発