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J-GLOBAL ID:201302231977831896   整理番号:13A1276688

唯一の炭素源及びエネルギー源として1,4-ジオキサンを分解する能力の高い細菌株の分離と性質

Isolation and characterization of bacterial strains that have high ability to degrade 1,4-dioxane as a sole carbon and energy source
著者 (8件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 665-674  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: W0249A  ISSN: 0923-9820  CODEN: BIODEG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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1,4-ジオキサンを分解する能力の高い4種類の新規な1,4-ジオキサン代謝分解細菌(D1,D6,D11及びD17株と名付けた)を化学工場の排水区域土壌から分離した。D6,D11及びD17株はグラム陽性放線菌に属し,以前報告した1,4-ジオキサン代謝分解細菌と類似していたが,D1株はグラム陰性のAfipia属に属していた。分離株は,環状エーテル,特に,2位置の炭素をメチル基あるいはカルボニル基で修飾されている化合物を含めて,一連の炭素源を利用できた。1,4-ジオキサンに対する細胞収率は比較的小さく(0.179-0.223mgタンパク質/(mg-1,4-ジオキサン)),C-O結合の切断にエネルギーを必要としているためと考えられた。分離株は,最も効率的な1,4-ジオキサン分解細菌と報告されているPseudonocardia dioxanivorans CB1190株と比較して,比1,4-ジオキサン分解速度は,2.6-13倍高く(0.052-0.26mg-1,4-ジオキサン/(mg-タンパク質)/h),半飽和定数は,2.3-7.8倍低く(20.6-69.8mgL-1),1,4-ジオキサン分解に対し高活性で高親和性を示した。D1株及びD6株は誘導性1,4-ジオキサン分解酵素を保持しており,D11株及びD17株では構成的なものであった。Afipia D1株による1,4-ジオキサン分解(100mgL-1)は,3,000mgL-1までのエチレングリコールの共存に影響されなかった。4株による1,4-ジオキサン分解に対する初期pH,処理温度及びNaCl濃度の影響は,比較的広範な条件に対応しており,4株が産業廃水処理に適用性及び利用性があることを示していた。Copyright 2012 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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下水,廃水の生物学的処理  ,  その他の汚染原因物質  ,  微生物学(ウイルス以外)一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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