文献

J-GLOBAL ID：201302232164751174   整理番号：13A1010882

水集熱式太陽熱暖房システムの簡易設計法に関する研究 第2報 簡易設計法の検証

Studies on Simplified Design Method for Water Based Solar Heating System Part.2 Verification of Simplified Design Method

著者 (3件)： 北野博亮 (三重大 大学院工学研究科) ,  相良和伸 (大阪大 大学院工学研究科) ,  岩田剛 (三重大 大学院工学研究科)
資料名： 太陽エネルギー  (Journal of JSES)
巻： 39  号： 3  ページ： 77-84  発行年： 2013年05月31日 
JST資料番号： G0259A  ISSN： 0388-9564  CODEN： TAENAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水集熱方式の太陽熱暖房システムについて,最適な蓄熱槽の簡易設計法を提案してきた。今回はこの簡易設計法の検証のために長期シミュレーションを行い,蓄熱槽と集熱器面積などのバランスの妥当性を検討した。その結果,集熱器面積と蓄熱槽容量はおおむねバランスが取れていると分かった。太陽熱依存率が0.6程度の実際的なシステムでは,暖房立ち上がり時の負荷を除く暖房負荷をまかなうことができた。日積算暖房負荷と太陽熱依存率はほぼ比例関係にあり,日射量と暖房負荷を適切に設計すれば任意の太陽熱依存率のシステムを設計できる。

シソーラス用語： 太陽熱利用 ,  システム ,  *加熱 ,  *蓄熱槽 ,  暖房負荷 ,  方式 ,  比率 ,  日射量 ,  シミュレーション
準シソーラス用語： 暖房システム ,  *太陽熱暖房 ,  設計法 ,  簡易法 ,  太陽依存率

分類 (2件)： 太陽エネルギー利用機器  (QE05020H) ,  暖房  (PC02020F)

引用文献 (10件)：

• DUFFIE, A. J. Solar engineering of thermal processes. 2006, 655-672
• SIMONSON, J. R. Computing methods in solar heating design. 1984
• 新太陽エネルギー利用ハンドブック. 2000
• 北野博亮. 空気集熱式太陽熱暖房システムの最適蓄熱槽容量に関する理論的検討. 日本建築学会計画系論文集. 2000, 532, 29-35
• 北野博亮. 空気集熱式太陽熱暖房システムの簡易設計法に関する研究. 日本建築学会計画系論文集. 2004, 582, 45-52

タイトルに関連する用語 (7件)： 水 ,  集熱 ,  太陽熱暖房 ,  簡易 ,  設計法 ,  研究 ,  検証