抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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バグフィルターのろ布には高い集塵性能が要求されるが,気体に含まれる個体粒子が材料表面に衝突し,硬質粒子の微小切削作用により材料又は構造がアブレッシブ摩耗される現象(ドライサンドエロージョン,以下エロージョン)が生じ,その進行により汚染物質漏れの原因になっていることが分かったが,繊維材料と繊維集合体のエロージョンの研究は見当たらなかった。本報告ではその評価方法を提案し,繊維のエロージョンのメメカニズムの究明,さらに高温環境における繊維のエロージョンの実験と評価方法を考案し,高温環境の繊維のエロージョン特性について解説した。本文では,ブロック状材料および繊維と糸のエロージョンの概要,PET繊維エロージョン前後の表面写真,繊維エロージョン評価装置,繊維束のエロージョン損傷の評価,衝突角度と摩耗速率の関係における材料特性による影響,異なる温度におけるエロージョン前後のPTFEの応力-ひずみ曲線等についても図示した。