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J-GLOBAL ID：201302232981552787   整理番号：13A1283064

9-11%Cr ODS鋼の機械的性質とナノ-メソ構造の評価

Evaluation of mechanical properties and nano-meso structures of 9-11%Cr ODS steels

著者 (8件)： TANNO Takashi (Japan Atomic Energy Agency, Oarai, Ibaraki 311-1393, JPN) ,  OHTSUKA Satoshi (Japan Atomic Energy Agency, Oarai, Ibaraki 311-1393, JPN) ,  YANO Yasuhide (Japan Atomic Energy Agency, Oarai, Ibaraki 311-1393, JPN) ,  KAITO Takeji (Japan Atomic Energy Agency, Oarai, Ibaraki 311-1393, JPN) ,  OBA Yojiro (National Inst. for Materials Sci., Tsukuba 305-1195, JPN) ,  OHNUMA Masato (National Inst. for Materials Sci., Tsukuba 305-1195, JPN) ,  KOYAMA Shinichi (Japan Atomic Energy Agency, Oarai, Ibaraki 311-1393, JPN) ,  TANAKA Kenya (Japan Atomic Energy Agency, Oarai, Ibaraki 311-1393, JPN)
資料名： Journal of Nuclear Materials  (Journal of Nuclear Materials)
巻： 440  号： 1-3  ページ： 568-574  発行年： 2013年09月 
JST資料番号： D0148A  ISSN： 0022-3115  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究ではいくつかの9Crと11Cr-ODS焼戻しマルテンサイト鋼の機械的な試験と微細構造特性評価を行った。これらの結果から,11Cr-ODS焼戻しマルテンサイト鋼の適切な化学組成範囲を高温強度向上の観点から検討した。多成分状態図に基づいて化学組成を選択することにより,11Cr-ODS鋼中の残留α-フェライト分率を9Cr-ODS鋼と同じレベルに制御することに成功し,それが優れた高温強度を有することを示した。引張強度はW含有量を2.0wt%から1.4w%に減少させると低下した。一方,973Kでのクリープ強度はW含有量の減少によって低下することはなかった。引張強度とクリープ強度のどちらも,ナノサイズの酸化物粒子数の増加とともに増加した。小角度X線散乱解析から,チタンと過剰の酸素含有量が,ナノサイズの酸化物粒子の分散状態を改善するための重要なパラメータであることが明らかになった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *分散強化合金 ,  *焼戻 ,  *マルテンサイト鋼 ,  *高温強さ ,  クリープ強さ ,  引張強さ ,  小角X線散乱 ,  チタン ,  *微細構造
準シソーラス用語： *ODS鋼

分類 (2件)： 原子炉の構成要素と原子炉材料一般  (MD04010I) ,  分散強化合金  (WE04030R)

タイトルに関連する用語 (4件)： ODS鋼 ,  機械的性質 ,  メソ構造 ,  評価