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J-GLOBAL ID:201302233141362061   整理番号:13A0960806

サツマイモは東ティモールの栄養および食糧安全保障の両方に貢献できる

Sweet potato can contribute to both nutritional and food security in Timor-Leste
著者 (16件):
資料名:
巻: 146  ページ: 38-43  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: W1910A  ISSN: 0378-4290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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東ティモールではカロリー栄養失調が慢性的であり,そこではビタミンA不足が普通である。サツマイモ(Ipomoea batatas L.(Lam.))は,東ティモールの作付では主食であり,家庭の穀物備蓄が減っているために食事の中でとくに重要である。この研究は,参加的品種選択を用いて2006~2007および2007~2008成長季節にわたり,幅広い農業生態系にまたがる農家管理の下で,導入されたサツマイモのクローンの試験場での有望な結果が現場の農場で確証されるかどうかを試験した。加えて,クローンは塊根の芋色が異なったので,著者らはそれらのβ-カロテン含量,従ってビタミンA不足の軽減への潜在的貢献を評価した。2006~2007成長季節には,3導入クローン(後でHohrae1,2および3として公開)が地方品種を29~45%上回る有意に高い成績を示し,次の季節のこれらのクローンの収量は地方品種の2倍超であった。地方品種については農家の29%が好意的意見を述べたに過ぎなかったが,Hohraeクローンに対しては農家の66~71%が好意的意見を寄せた。著者らは5導入品種のβ-カロテン含量を評価したが,淡橙色の芋を作る塊根のみが検出可能な濃度のβ-カロテン(802~1209μg/100g)を含んでいた。淡橙色の芋を作る根を持つHphrae3の221g/日,すなわち1カップ/日よりやや少ない量が,東ティモールのビタミンA不足の個人の必要量を満たすと結論された。改良された生産力と十分なβ-カロテンの組合わせによって,クローンHphrae3は東ティモールのカロリーおよびビタミン不足の両方に対して貢献する潜在力を持つ。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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いも類  ,  食品の化学・栄養価  ,  作物の品種改良 
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