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J-GLOBAL ID：201302233158171081   整理番号：13A1191984

ハロゲン結合,結晶工学からの脱却 有機合成的展開を求めて

著者 (2件)： 武田洋平 (大阪大 大学院工学研究科) ,  南方聖司 (大阪大 大学院工学研究科)
資料名： 化学  (Chemistry)
巻： 68  号： 8  ページ： 68-69  発行年： 2013年08月01日 
JST資料番号： F0095A  ISSN： 0451-1964  CODEN： KAKYAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ハロゲン結合の形成はLewis酸-塩基対形成である。溶液中におけるハロゲン結合形成を有機合成分野に応用した最先端の研究例を紹介した。ハロゲン結合供与体の有機触媒としての活用(ヨードペルフルオロアルカンを触媒とするHantzshエステルをヒドリド源とするキノリンの還元反応)とハロゲン結合供与体のAg⁺等価体としての活用(ハロゲン結合形成を炭素-臭素結合の活性化に利用したRitter反応など)について述べ,均一溶液中で形成されるハロゲン結合を巧みに活用した有機合成反応の最近の例を示した。

シソーラス用語： *化学結合 ,  *触媒 ,  *有機化合物 ,  *Lewis酸 ,  分子間相互作用 ,  結晶学 ,  工学 ,  化学合成 ,  Lewis塩基 ,  ドナー ,  *脂肪族ヨウ素化合物 ,  *脂肪族フッ素化合物 ,  水素化物 ,  *還元 ,  活性化 ,  付加反応 ,  均一系反応 ,  触媒反応
準シソーラス用語： Ritter反応 ,  *ハロゲン結合 ,  ヒドリド ,  供与体 ,  結晶工学 ,  酸塩基相互作用 ,  有機合成 ,  *有機触媒

分類 (2件)： 酸化,還元  (CF02060T) ,  均一系触媒反応  (CB06090Q)

物質索引 (1件)： 2-フェニルキノリン

タイトルに関連する用語 (4件)： ハロゲン結合 ,  結晶工学 ,  有機合成 ,  展開