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J-GLOBAL ID:201302234217856634   整理番号:13A1060123

習慣的なコーヒー摂取はアディポネクチンなどのメタボリックシンドローム関連のバイオマーカーと負の相関を示す

Habitual coffee consumption inversely associated with metabolic syndrome-related biomarkers involving adiponectin
著者 (9件):
資料名:
巻: 29  号: 7-8  ページ: 982-987  発行年: 2013年07月 
JST資料番号: T0836A  ISSN: 0899-9007  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:本横断的研究の目的は,成人における習慣的なコーヒー摂取のメタボリックシンドローム(MetS)に対する有効性の評価とした。方法:コーヒー摂取と,内臓脂肪面積(VFA),皮下脂肪面積(SFA),総血清アディポネクチン量(T-Ad),血清低分子量アディポネクチン量(LMW-AD),血清中分子量アディポネクチン量(MMW-Ad),血清高分子量アディポネクチン量(HMW-Ad)との関連性について日本人男性364名を対象に,以下の2モデルによる多変量回帰分析で解析した。モデル1は年齢,アルコール摂取,喫煙,歩行状態により補正。モデル2はモデル1にBMI値を加えて補正。被験者を,MetSリスクスコア(高血圧値,ヘモグロビンA1c,低HDLコレステロール値)に従い2群に分類した。結果:少量(1~3杯/日)および中量(4杯以上/日)のコーヒー摂取は,VFAおよびVFA/SFA比との有意な負の相関を示した(P<0.0001)。中量のコーヒー摂取では,モデル1による解析で,T-Ad値(P=0.06)およびHMW-Ad値(P=0.07)との望ましい相関傾向を認めた。低MetSリスクスコア(1以下)の被験者において,中量のコーヒー摂取は両モデルにおける解析でT-Ad値およびHMW-Ad値との有意な相関性を認める一方,コーヒー摂取とアディポネクチン値との有意な相関性は,高低MetSリスクスコア(2以上)の被験者で示されなかった。結論:習慣的な中量のコーヒー摂取はMetS関連のバイオマーカーとの有意な負の相関性を示した。これらのバイオマーカーには,内臓脂肪の蓄積に対し負の相関を認めるアディポネクチンを含む可能性がある。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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アルカロイドし好飲料  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 

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