文献

J-GLOBAL ID：201302234293240863   整理番号：13A0528567

応用電磁気学:超電導機器応用のための電磁界数値解析I - 電磁界数値解析の基礎 -

Numerical Electromagnetic Analysis for Applied Superconductivity I - Basics of Numerical Electromagnetic Analysis -

著者 (2件)： 植田浩史 (大阪大学 核物理研究センター) ,  石山敦士 (早稲田大学 理工学術院)
資料名： 低温工学  (Journal of Cryogenics and Superconductivity Society of Japan)
巻： 47  号： 11  ページ： 623-632 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： S0846A  ISSN： 0389-2441  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 超伝導機器の応用において,電磁場数値解析技術が多く利用されるようになった。数値解析は,本来,問題の解決策を見つけるために,解析手法の基本的考え方,方法論を理解したうえで,仮定や条件等を設定して,理論的,解析的に行うべきものである。本講座では,とくに電磁場数値解析に限定して,有限要素法及び境界要素法の基礎,及び超伝導特性を考慮したその応用例までを解説する。今回の第1回では,電磁場数値解析の前提として,電磁気現象をMaxwell方程式により数学的記述し,表皮効果,磁界の拡散,導体表面の電荷などの電磁界解析で注意すべき現象を示し,有限要素法で用いられる離散空間で,離散化された物理量の補完について説明する。

シソーラス用語： *電磁場解析 ,  *数値解析 ,  *有限要素法 ,  境界要素法 ,  超伝導 ,  Maxwell方程式 ,  表皮効果 ,  磁束密度 ,  表面電荷

分類 (2件)： 電磁気学一般  (BD01020N) ,  超伝導体の物性一般  (BM04021A)

引用文献 (14件)：

• 小貫天. 現代電気系有限要素法. 1983
• 中田高義. うず電流解析における電界(gradφ)の物理的意味の考察. 電気学会情報処理研究会資料. 1980, IP-80-49
• 加川幸雄. 電気・電子境界要素法計算電気. 2001
• NAKATA, T. Physical meaning of gradΦ in eddy current analysis using magnetic vector potential. IEEE Trans. Magn. 1988, 24, 178-181
• NEDELEC, J. C. Mixed Finite Elements in R^3. Numerishe Mathematik. 1980, 35, 315-341

タイトルに関連する用語 (5件)： 応用 ,  電磁気学 ,  超電導 ,  電磁界数値解析 ,  基礎