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J-GLOBAL ID：201302235141051280   整理番号：13A1444647

利得パラメータの均一分布下におけるMMLエージェントシミュレーションの解析

An Analysis of MML Agent Simulation under Uniform Distribution of Gain Parameter

著者 (4件)： ISHIKAWA Koichiro (Chiba Inst. Technol., Chiba, JPN) ,  CHU Bongsung (Soonchunhyang Univ., Chungnam, KOR) ,  SAKURAI Akito (Keio Univ., Yokohama, JPN) ,  MATSUKAWA Hiroaki (Keio Univ., Yokohama, JPN)
資料名： Information (Koganei)  (Information (Koganei))
巻： 16  号： 7(A)  ページ： 4693-4703  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： L7416A  ISSN： 1343-4500  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： しばしば,均一分布を使用してエージェント値の多様性が記述される。そして,この記述は頻繁に,人工社会と呼ばれる,コンピュータ上で実世界を模倣するエージェントシミュレーションに使用される。本論文では,二者択一の決定に直面した人工社会に,固定のマクロコンセンサス初期値を与えたにもかかわらず,均一分布下におけるエージェントシミュレーションが最終収束コンセンサスポイントの広範な発散をもたらしうることを示した。直感的な観測では,与えられたマクロコンセンサスの初期値と同じ最終コンセンサスの収束値が得られるはずなので,この最終コンセンサスの不確実性もしくは発散はエージェントシミュレーションの落とし穴と呼ばれる。数値シミュレーションにより発散する最終コンセンサスは何某かの次数を持つことが分かり,不確実性のメカニズムを本論文で明らかにした。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *計算機シミュレーション ,  エージェントモデル ,  不確実性 ,  発散 ,  収束 ,  意思決定 ,  合意 ,  *計算機利用 ,  *利用
準シソーラス用語： *エージェントシミュレーション ,  コンセンサス

分類 (1件)： 計算機シミュレーション  (JE11000H)

引用文献 (12件)：

• [1] Takao Terano, "Introduction to the Agent Base Modeling", Operations Research, 49(2004)131-136.
• [2] Kenichi Imai and Ikuyoh Kaneko, Network Organization, Iwanami Book, 1988
• [3] Hiroshi Shimizu, "Reconsider Life: What is the State of Alive?", Chuko Shinsho, 1999
• [4] Yoshinori Shiozawa, "About Micro-Macro Loop", Economic Review, 164(1999)1-73.
• [5] H. Mizuyama and E. Kamada, "A Prediction Market System for Aggregating Dispersed Tacit Knowledge into a Continuous Forecasted Demand Distribution", Advances in Pro-duction Management Systems, (2007)197-204.

タイトルに関連する用語 (5件)： 利得 ,  パラメータ ,  均一分布 ,  エージェントシミュレーション ,  解析