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J-GLOBAL ID:201302235663366086   整理番号:13A1925301

応力発光体の時系列応答特性に着目した荷重評価法

Evaluation Method of Loading Condition Based on the Time Response of Mechanoluminescence
著者 (8件):
資料名:
巻: 79  号: 806  ページ: 3721-3731 (WEB ONLY)  発行年: 2013年 
JST資料番号: U0184A  ISSN: 1884-8354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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現状の応力発光計測では,外力負荷の際の最大応力発光強度を取得しているが,発光強度は,発光体濃度や励起強度,繰り返し荷重などで変化するため,定量計測が難しい。本研究は新たな計測パラメータとして,燐光の減衰時定数τに着目し,外力や初期条件に対する応答特性を調査した。様々な荷重負荷に対する応力発光の時系列応答をからτを算出した結果,τは発光体濃度や励起強度,繰り返し荷重によって変化しないが,ひずみエネルギーの時間変化率に応答することが明らかとなった。このため,τは弾性体にかかる過渡的なエネルギーを連続的に計測可能であることを示した。カメラを用いた2次元計測を試みたところ,定性的に正しい結果を得た。(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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弾性力学一般  ,  ルミネセンス一般 
引用文献 (17件):
  • (1) Jia, Y., Yei, M., and Jia, W., “Stress-induced mechanoluminescence in SrAl2O4:Eu2+,Dy3+”, Optical Materials, Vol.28 (2006) , pp.974-979.
  • (2) 徐超男,“応力発光を用いた新計測・診断技術: 応力・ひずみ分布の可視化と構造物健全性評価への応用”, 実験力学, Vol.11 (2011), pp.171-181.
  • (3) Zhang, H., Xu, C.N., Terasaki, N., and Yamada, H., “Detection of stress distribution using Ca2MgSi2O7:Eu,Dy microparticles”, Physica E: Low-dimensional Systems and Nanostructures, Vol.42 (2010), pp.2872-2875.
  • (4) 川端雄一郎,小野大輔,李シンシュ,川崎悦子, 岩波光保,加藤絵万,上野直広,徐超男,“応力発光センサによる暗視野下におけるコンクリートのひび割れ検出に関する基礎的検討”,土木学会論文集E2,Vol.67, No.3 (2011), pp.430-435.
  • (5) Sohn, K.S., Seo, S.Y., Kwon, Y.N., and Park, H.D., “Direct Observation of Crack Tip Stress Field Using the Mechanoluminescence of SrAl2O4:(Eu,Dy,Nd)”, Journal of the American Ceramic Society, Vol.85, No.3 (2002), pp.712-714.
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