文献

J-GLOBAL ID：201302236531727345   整理番号：13A0734242

数値属性に適用可能な,ランダム化によりk-匿名性を保証するプライバシー保護クロス集計

著者 (5件)： 五十嵐大 (NTT セキュアプラットフォーム研) ,  長谷川聡 (筑波大 情報科学類) ,  納竜也 (筑波大 情報科学類) ,  菊池亮 (NTT セキュアプラットフォーム研) ,  千田浩司 (NTT セキュアプラットフォーム研)
資料名： 情報処理学会シンポジウムシリーズ(CD-ROM)  (IPSJ Symposium Series (CD-ROM))
巻： 2012  号： 3  ページ： ROMBUNNO.2D4-3  発行年： 2012年10月23日 
JST資料番号： L6741A  ISSN： 1882-0840  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： プライバシー保護技術において,k-匿名化と呼ばれる代表的な匿名化手法と,これを確率的な手法に拡張したPk-匿名化と呼ばれる手法がある。CSS2011において筆者らは,数値属性を含むデータをPk-匿名化するための手法,ラプラスノイズ加算を提案した。しかし,ラプラスノイズ加算によりランダム化されたデータを分析する方法は示されていない。本稿では,ラプラスノイズ加算を用いた場合,クロス集計の再構築という,代表的なプライバシー保護データ分析処理を施すのが困難であることを指摘し,この問題を解決する有界ノイズ加算を提案する。さらに,その場合のクロス集計の再構築に必要な,遷移確率行列の算出アルゴリズムを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： 保護 ,  *コンピュータセキュリティ ,  *ランダム処理 ,  雑音 ,  加算 ,  データ解析 ,  問題解決 ,  再構成 ,  遷移確率 ,  アルゴリズム
準シソーラス用語： *プライバシー保護 ,  *ランダマイゼーション ,  k-匿名化 ,  ラプラスノイズ加算 ,  クロス集計 ,  遷移確率行列

分類 (2件)： データ保護  (JD01020V) ,  システム・制御理論一般  (IA02010H)

タイトルに関連する用語 (7件)： 数値 ,  属性 ,  ランダム化 ,  K-匿名性 ,  保証 ,  プライバシー ,  クロス集計