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J-GLOBAL ID:201302237454575576   整理番号:13A0040976

環境技術 フード状構造物による列車退出側坑口でのトンネル微気圧波低減対策

Countermeasure for Reducing Micro-pressure Wave Emitted from Railway Tunnel by Installing Hood at the Exit of Tunnel
著者 (3件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 17-22  発行年: 2013年01月01日 
JST資料番号: X0700A  ISSN: 0914-2290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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高速鉄道におけるトンネル微気圧波の大きさは列車が突入した坑口とは反対側の坑口(トンネル出口)付近のトンネル内圧縮波の波面圧力勾配(圧力の時間微分)の最大値に比例する。スラブ軌道トンネルの場合,微気圧波の低減に対して,トンネル入口側で圧力勾配最大値を下げる緩衝工は微気圧波の低減に非常に効果が大きいが,緩衝工がある程度以上(現在の新幹線では40m以上)長くなると低減効果は頭打ちになる。そこで,放射段階での低減対策法として内壁付きトンネル出口フードを提案し,その効果について予測するとともに,模型実験によって低減効果を確認した。その結果をまとめると次の通りである。1)トンネル出口側に,内部を壁で2分割し,分割した一方の坑口を閉鎖したフード状構造物を設置することで,微気圧波を低減することができる。その低減率は開口率にほぼ等しい。2)開口率に等しい微気圧波比を得るためには,トンネル出口に到達した圧縮波の波面幅の1/2倍(新幹線トンネルでは30m程度)以上の内壁があれば十分である。実際にはさらに短くてもほぼ最大の効果を得ることができるが,必要長さは圧縮波の波形に依存する。3)簡易な音響学的検討による計算式によって,内壁付き出口フードからの微気圧波の波形を予測することが可能である。
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分類 (1件):
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流体波,流体振動 
引用文献 (12件):

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