文献
J-GLOBAL ID:201302237531746311   整理番号:13A1039786

LiCl/DMSO溶媒系を用いたブナFagus crenata Blumeの木材細胞壁成分の分画とその特性

Fractionation and Characterization of Wood Cell Wall Components of Fagus crenata Blume Using LiCl/DMSO Solvent System
著者 (5件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 188-196  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: E0983A  ISSN: 0277-3813  CODEN: JWCTDJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
リグニン-炭水化物複合体(LCC)の研究のため,LiCl/ DMSO溶媒系を用いて粉砕したブナ材から種々の可溶性および不溶性画分を調製した。ニトロベンゼン酸化(NO)分析の結果,水溶性画分中のリグニンは常にシリンガアルデヒド+シリンガ酸(SY)およびバニリン+バニリン酸(Va)で構成されるNO生成物の収率が低いことを実証した。シリンギル比率Sy/(SY+Va)も不溶性分画に比べて低かった。したがって,シリンギル比の低いリグニンは,シリンギル比の高いリグニンよりも可溶性である。前者は主壁に,後者は二次壁に典型的である。グルカンの可溶化は,DMSO中のLiCl濃度に大きく依存し,LiCl不在下ではグルカンのわずか約6%が可溶性画分で検出された。それはリグニンと炭水化物との間の強い相互作用がこの画分の可溶化を妨げている可能性がある。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
木材化学 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る