抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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(ア)LED,蛍光灯による補光が,気孔コンダクタンス,株と果実の生育に対する影響:LED,色蛍光灯を用い,日の出前後や日中トマトを照射し,気孔コンダクタンス,株と果実の生育に対する影響を調査した。LEDによる光照射で気孔コンダクタンスは高くなる傾向があり,蛍光灯照射によって果実総重量が多くなる傾向がみられた。(イ)蛍光灯の種類,設置法の影響:早朝補光について3波長蛍光灯と4波長蛍光灯を比較したところ,遠赤色光域を補強していない3波長蛍光灯でも増収効果が得られた。光源の配置については3段取りでは縦,横置きで特に優劣はなかった。CO
2施用の併用は空洞果率の軽減に有効とみられた。(ウ)補光の時間帯が増収効果に及ぼす影響:補光処理の効率向上のため,補光時間の延長やより温度の高まる時間帯の補光等を検討し,早朝補光よりも,さらに温度の上がる時間帯の補光の方が増収効果が高く,効率的と考えられた。照射時間は費用対効果の点で2時間程度が妥当とみられた。(著者抄録)