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J-GLOBAL ID:201302238303917137   整理番号:13A1344405

Caco2細胞試験で調べたListeria monocytogenesの病原性に対する乳成分と貯蔵条件の効果

The effect of milk components and storage conditions on the virulence of Listeria monocytogenes as determined by a Caco-2 cell assay
著者 (5件):
資料名:
巻: 166  号:ページ: 59-64  発行年: 2013年08月16日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒトのリステリア症のほぼすべての事例は汚染食品の消費と関連している。したがって,食品マトリックスにおける環境条件への曝露後のListeria(L.) monocytogenesの病原性の試験は,公衆衛生へのその影響を理解し,防除するために重要である。乳と乳製品はリステリア症の発生の半分以上に関係しているので,著者らは様々な貯蔵条件で異なる乳タイプ中で培養したL.monocytogenesのin vitro病原性を調べた。冷蔵(4°C)条件の低温殺菌乳における培養では,ヒト腸上皮Caco2細胞を用いた生乳に比べてL.monocytogenesの異なる4系統の侵害と細胞内増殖がより高い値を示した。そのうえ,L.monocytogenes細胞数が増加する貯蔵期間はin vitro病原性を下げた。しかし,4°Cで3週間貯蔵した乳中のL.monocytogenesは,宿主細胞中でなお侵害や増殖ができた。興味深いことに,短期間(2h)粗末に扱った貯蔵温度(25°Cと30°C)は,4°Cの貯蔵温度に比べてL.monocytogenesのin vitro病原性を弱める影響を示した。主な乳成分に関しては,乳脂肪水準はL.monocytogenesのin vitro病原性に有意な影響を及ぼした。高脂肪含量(3.6%)の乳での前培養は,低脂肪含量の乳に比べて低い侵害能力をもたらした。対照的に,カゼインと乳糖は宿主細胞に対するL.monocytogenesの侵害性に影響を及ぼさなかった。著者らの結論として,乳環境と異なる貯蔵条件はL.monocytogenesのin vitro病原性に影響を及ぼし,この両者は汚染食品のリスク評価において考慮しなければならない。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品の汚染  ,  原乳の品質と処理 

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