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J-GLOBAL ID：201302239542285580   整理番号：13A1881971

鶴見川における農薬調査について(平成23年度)

著者 (2件)： 酒井学 (横浜市環境科研) ,  多田満 (環境研)
資料名： 横浜市環境科学研究所報(Web)  (Annual Report of Yokohama Environmental Science Research Institute (Web))
号： 37  ページ： 13-18 (WEB ONLY)  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： U0369A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 横浜市内を流れる鶴見川5地点で82種類の農薬を調査した結果,ブロマシル(除草剤),ジクロルボス(殺虫剤),フェニトロチオン(殺虫剤)等,24種類の農薬が検出された。検出頻度の高い農薬は,22年度と同様にブロマシルであり,寺家川以外の4地点から,ほぼ年間を通して検出され,検出頻度は60%以上であった。最も高い濃度は,23年6月に寺家川から検出されたジクロルボス47μg/Lであり,施用に伴って一時的に河川水中の濃度が高くなったと考えられた。また,降雨時の調査を寺家川,しらとり川,鶴見川亀の子橋で実施したが,降雨時に農薬濃度が高くなる場合と低くなる場合があり,降雨による施用地からの農薬の流出以外に,取水堰の影響,雨水による希釈などいくつかの要因が関係しているものと思われた。寺家川,しらとり川,鶴見川亀の子橋の試料について,国立環境研究所でオオミジンコ生態影響試験を実施したところ,数検体で影響が認められ,農薬濃度と生態影響試験の結果を比較検討した結果,影響を与えた因子の一つとして,殺虫剤が推察された。(著者抄録)

シソーラス用語： 神奈川県 ,  都市河川 ,  *河川汚濁 ,  *農薬汚染 ,  生態系 ,  Daphnia magna ,  水質調査 ,  有機リン系殺虫剤 ,  除草剤 ,  *農薬分析 ,  水質基準 ,  エノール ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族塩素化合物 ,  無機酸エステル ,  ラクタム ,  有機臭素化合物 ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： 鶴見川

分類 (1件)： 農薬  (SB05030L)

物質索引 (2件)： ジクロルボス ,  ブロマシル

タイトルに関連する用語 (3件)： 鶴見川 ,  農薬 ,  調査