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J-GLOBAL ID：201302239561528290   整理番号：13A0283421

組成によって横方向に,そしてサイズによって垂直方向に連結した音響-重力-流れ場での二次元粒子分離

Two-Dimensional Particle Separation in Coupled Acoustic-Gravity-Flow Field Vertically by Composition and Laterally by Size

著者 (2件)： KANAZAKI Takahiro (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  OKADA Tetsuo (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 84  号： 24  ページ： 10750-10755  発行年： 2012年12月18日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 粒子が有する種々の機能によって触媒,光学デバイス,センシング物質などとしての適用性が見出されているが,さらにその適用性を拡張するためにはそれらのサイズ,組成に基づいて分離し,特性化しておく必要がある。粒子分離選択性を生じる物理的力は,通常,粒子のサイズだけでなく粒子組成によって生じる表面電位,密度,誘電率,磁化率のような物理化学的性質の関数として示される。粒子フローをベースにした分離は,通常,物理的力によって生じる流れ方向へのそれらの移動度の差に依存するが,粒子の種々の特性,典型的にはサイズ及び組成が同時にそれらの移動度に影響するため,分離結果はしばしば複雑になる。異なる分離軸上でこれらの特性を認識する場合,十分に定義された分離を実現すべきであると考えられることから,本研究では音響放射力及びStokesドラッグに基づいた単純な実験セットアップによる粒子の二次元分離法を考案した。垂直方向の音響-重力場が良好な密度分解能を与え,また,水平方向の音響-フロー場によってさらに優れた分解能で粒子サイズ分割することができた。かくして垂直方向と横方向の音響力を利用することによって異なる分離軸に沿った粒子サイズ及び組成を認識できることが分かった。ここに示したスキームによって粒子の分離及びキャラクタリゼーションのための新しい原理を得た。

シソーラス用語： *粒子 ,  *分離 ,  *音場 ,  *重力場 ,  *流れ場 ,  ポリスチレン ,  ラテックス ,  石英ガラス ,  粒状材 ,  化学組成 ,  粒度依存性 ,  横方向 ,  垂直方向 ,  二次元 ,  移動度 ,  音圧 ,  Stokes流 ,  二酸化ケイ素
準シソーラス用語： シリカ ,  シリカガラス ,  シリカビーズ ,  レジン【樹脂】 ,  *音響場 ,  音響放射力 ,  組成依存性 ,  粒子サイズ依存性

分類 (1件)： 各種物理的手法  (CC01030W)

タイトルに関連する用語 (8件)： 組成 ,  横方向 ,  サイズ ,  垂直方向 ,  音響 ,  重力 ,  流れ場 ,  粒子分離