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J-GLOBAL ID:201302239990115726   整理番号:13A1575991

木造3階建て学校の実大火災実験(準備実験)の結果概要

著者 (1件):
資料名:
巻: 68  号: 10  ページ: 443-446  発行年: 2013年10月01日 
JST資料番号: F0206A  ISSN: 0026-8917  CODEN: MKOGA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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公共建築物等における木材の利用促進に関する法律が施行されたのを受け,2012年2月に木造3階建て学校における火災安全上の課題に関して実大火災予備実験を実施し,早期に建物全体が延焼し,早い段階で防火壁を越えた延焼が発生する等火災安全上いくつかの課題が明確になった。これらの課題に対するその防火対策効果を明らかにするため,2012年11月25日,岐阜県下呂市にて実大火災準備実験を実施した。その実験の延焼状況の概要を以下報告した。出火室の燃焼は内装不燃化により局所燃焼に留まった。50分後に再着火したが,その37分後に出火室がフラッシュオーバーとなり,火炎が噴出した。バルコニー,庇による上階への延焼が防止されたため,再着火から79分後に床の燃え抜けにより2階に延焼した。89分後には開口部から3階に延焼した。階段室および防火壁を越えた延焼は生じなかった。予備実験で得た課題は,準備実験により概ね解決の見通しをつけることが出来た。今年度は防火の基準化を想定した実大本試験を予定している。これらの結果を踏まえて,木造3階建て学校の防火基準の見直しが行われる予定である。
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分類 (3件):
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木質材料の製造・加工一般  ,  電気・防災・防犯・昇降機設備,その他の建築設備  ,  教育施設,文化施設,宗教建築 
タイトルに関連する用語 (4件):
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