文献

J-GLOBAL ID：201302240167867290   整理番号：13A0008096

空間減結合と素子間減結合を併用した基地局間減結合の実験評価

Experimental evaluation on decoupling between base stations using spatial decoupling and DMN

著者 (6件)： 宍戸洸太 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  西森健太郎 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  本間尚樹 (岩手大 工) ,  八巻直也 (岩手大 工) ,  川原理彰 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  牧野秀夫 (新潟大 大学院自然科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 112  号： 285(AP2012 93-116)  ページ： 13-18  発行年： 2012年11月08日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,周波数利用効率の改善を目指して,同一/異種システム間で周波数共用を行うヘテロジーニアスネットワークやコグニティブ無線が検討されている。それらの技術において,限られた場所に多数の基地局が密集して配置されることが今後予想される。本報告では,新規の基地局が既存の基地局に影響を与えないように近接設置することを目的として,アレーアンテナによる指向性のヌル形成(空間減結合)と減結合回路を併用した基地局アンテナ間の相互結合抑制方法を提案する。シミュレーションにより,提案法の基本特性を示すとともに,Sパラメータの測定結果により,提案法の有効性を明らかする。(著者抄録)

シソーラス用語： 移動通信 ,  *基地局 ,  *デカップリング ,  周波数利用効率 ,  無線伝送 ,  アレイアンテナ ,  多重反射 ,  *共同利用
準シソーラス用語： Sパラメータ ,  コグニティブ無線 ,  *減結合 ,  *周波数共用

分類 (1件)： 移動通信  (ND08030H)

引用文献 (11件)：

• タンの元博. LTE-Ad-vancedにおけるヘテロジニアスネットワーク. 信学技報. 2010, RCS2009, 317
• 西森. ヘテロジーニアスネットワークにおける干渉量評価のための屋外, 屋内および屋外-屋内伝搬特性測定. 信学論 B. 2012, J95-B, 09, 1159-1170
• HAYKIN, S. Cognitive Radio: Brain-Empowered Wireless Communications. IEEE Journal on Selected Areas in Communications. 2005, 23, 2, 201-220
• NISHIMORI, K. Cognitive Radio Operation under Directional Primary Interference and Practical Path Loss Models. IEICE Trans. Commun B. 2011, E94, 5, 1243-1253
• 宍戸洸太. 隣接素子のチャネル応答を利用したMIMOアンテナ用空間減結合法の提案. 信学技法. 2011, AP2011, 100, 63-68

タイトルに関連する用語 (4件)： 減結合 ,  併用 ,  基地局 ,  実験評価