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J-GLOBAL ID：201302240244566095   整理番号：13A0357185

泡盛醸造に於ける海水利用の可能性について

著者 (3件)： 伊藝壱明 (瑞泉酒造) ,  玉村隆子 (沖縄県工技セ) ,  豊川哲也 (沖縄県工技セ)
資料名： 沖縄県工業技術センター研究報告  (Bulletin of Okinawa Industrial Technology Center)
号： 14  ページ： 37-39  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： L1935B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 焼酎麹の原典である泡盛の醸造につき海水利用が酒質に及ぼす影響を浸漬工程及び仕込み水として利用する場合,酒質変化の機序を含む検討を行った。供試海水として沿岸表層水と海洋深層水を用い表層水は宮古島沖合500mの水深1mの地点から,深層水は久米島の深層水研究所の水深620mの地点から採取し,海水濃度6.25から50.0%となるよう水道水で希釈し,採取海水を膜濾過により濾過滅菌し無菌海水とし醸造試験,アルコール発酵,製麹を行い,酵素活性,微生物数を測定し8名のパネルによる官能試験の結果を分散分析と多重比較検定により検討した。

シソーラス用語： *焼酎 ,  *海水 ,  海洋 ,  深層水 ,  膜濾過 ,  *醸造 ,  アルコール ,  *アルコール発酵 ,  *製麹 ,  官能検査 ,  食品分析 ,  分散分析 ,  仮説検定 ,  沖縄県
準シソーラス用語： *海洋深層水 ,  *官能試験 ,  *焼酎醸造 ,  多重比較 ,  *泡盛

分類 (3件)： 酒類一般  (FK04021Y) ,  海水の物理的性質  (DC06020V) ,  食品の分析  (FJ01030U)

引用文献 (7件)：

• 1) 琉球泡盛二就イテー焼酎麹の原典調査研究、田中愛穂、永田社、復刻版(1978)
• 2) 国税庁所定分析法注解、日本醸造協会(1993)
• 3) 麹学、村上英也編著,日本醸造協会(1986)
• 4) 海洋深層水の清酒麹への利用と効果、上東治彦、加藤麗奈、藤原理恵、日本醸造協会誌98(2),152-158(2003)
• 5) 海洋深層水が清酒酵母に与える影響、上東治彦、加藤麗奈、杉山洋、上神久典、中尾みか、佐見学、目本醸造協会誌101(2)、117-124(2006)

タイトルに関連する用語 (4件)： 泡盛 ,  醸造 ,  海水 ,  可能性