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J-GLOBAL ID:201302240325362230   整理番号:13A0039334

新しいタイプの自動車における火災安全性 燃焼挙動から見た電気自動車の火災危険性

著者 (1件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 13-17  発行年: 2012年12月20日 
JST資料番号: S0193A  ISSN: 0449-9042  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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これまで電気自動車と内燃機関自動車の燃焼挙動を比較して電気自動車の火災危険性を検討しているが,その一環として,充電率100%のリチウムイオン電池を搭載した電気自動車の燃焼試験を行った結果を報告した。はじめに,想定される火災危険性として,過充電や内部短絡によるバッテリーの熱暴走,電気自動車が火炎に暴露された場合の熱暴走(電解液の気化,急速な燃焼)などを考察した。特に,バッテリーの電解液はエチレンカーボネート(EC),ジメチルカーボネート(DMC),エチルカーボネート(EC)をベースにしているので可燃性であることに留意すべきであることを示した。次に,実験用自動車に関して,5ドアのハッチバック車を使用し,バッテリーは乗員室の下部に配置し,バッテリーパックは上蓋及び下蓋で密閉され,内部の冷却方式は空冷式であることなどを示した。燃焼実験室内に置かれた上記の自動車の後部バンパー左側に80gのアルコールで着火し,荷重計により実験自動車の燃焼による重量変化を測定して,総発熱量と発熱速度を見積った。実験結果として,時系列的な燃焼経過,総発熱量,発熱速度を観測・測定し,火災危険性を考察した。これらの結果として,バッテリーパックから可燃性ガスの噴出であると推定される火炎が発生したこと,バッテリーパックの破裂や爆発は生じなかったこと,総発熱量はガソリン車と同程度であったことなどの知見を得ることができた。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
電気自動車  ,  火災 
引用文献 (5件):

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