抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
長周期地震動に対する超高層鉄筋コンクリート造建物の耐震安全性を検証するため,20層建物試験体の震動台による加震実験を実施した。試験体は,整形な2×3スパンのラーメン構造とし,縮尺を1/4とした。加震波形は,2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震の際に観測された波形と,南海トラフを震源として作成された模擬波を基本とし,目標とする応答値に対応するよう増幅した。加震実験の結果,各層の梁端にヒンジを生じる全体降伏形のメカニズムを形成し,概ね終局状態に至るまで加震することができた。各種測定値から,大変形時の履歴特性にスリップが見られることや,1階柱の軸力は比較的大きな値となったことが確認された。(著者抄録)