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J-GLOBAL ID：201302240458455169   整理番号：13A1577939

角柱近傍の平板が流れ場と音場に及ぼす影響

Effects of Flat Plate Placed near Square Cylinder on Flow and Sound Fields

著者 (4件)： 奥津泰彦 (三菱自動車工業 開発本部) ,  濱本直樹 (三菱自動車工業 開発本部) ,  土井克則 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  中村佳朗 (名古屋大 大学院工学研究科)
資料名： 日本機械学会論文集 B編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series B (Web))
巻： 79  号： 804  ページ： 1397-1407 (WEB ONLY)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0183A  ISSN： 1884-8346  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報では,自動車の外装部品を模擬した角柱とその近傍に設置した車体表面を模擬する平板により構成された基礎模型を用い,角柱-平板間距離の変化が,流れ場と音場にどのような影響を及ぼすかについて調べた。無響風洞における実験計測と格子ボルツマン法による数値解析を実施した。その結果,角柱-平板間距離を角柱高さで無次元化した値が0.6以上となるとカルマン渦列によるピーク音が発生することがわかった。また,音響的にコンパクトと見なせない本模型では,角柱-平板間距離が大きくなるにつれて,平板が流れ場に及ぼす影響は小さくなるが,その場合でも音波の反射面として遠方場騒音に影響を及ぼすことがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *外装材料 ,  角柱 ,  流れ場 ,  音場 ,  無響室 ,  風洞試験 ,  格子模型 ,  Boltzmann方程式 ,  Karman渦列 ,  道路交通騒音 ,  *騒音 ,  圧力変動 ,  反射 ,  実験 ,  計測 ,  車室 ,  *自動車 ,  柱 ,  構造要素

分類 (2件)： 振動,乗心地  (QG02030D) ,  音響の励起・発生  (BB03020V)

引用文献 (10件)：

• (1) 日本建築学会編,騒音の評価法,第1版(1981),p.17,彰国社.
• (2) Nouzawa, T., Li, Y. and Nakamura, T., “Mechanism of Aerodynamic Noise Generated from Front-Pillar and Door Mirror of Autobobile”, Journal of Environment and Engineering, Vol. 6, No. 3 (2011), pp. 615-626.
• (3) 岡島厚,杉谷賢一郎,”長方形断面柱のストローハル数と背圧係数(レイノルズ数の影響)”,日本機械学会論文集B編,Vol. 50, No. 457(1984), pp.2004-2012.
• (4) 高石武久,佐川明朗,加藤千幸,”非コンパクトグリーン関数を用いたパンタグラフ空力音の数値解析”,日本機械学会論文集B編,Vol. 74, No. 745(2008), pp.1910-1919.
• (5) Lighthill, M.J., “On sound generated aerodynamically Ⅰ. General theory”, Proceedings of the Royal Society of London, A1211, (1952), pp. 570-571.

タイトルに関連する用語 (5件)： 角柱 ,  近傍 ,  平板 ,  流れ場 ,  音場