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J-GLOBAL ID:201302241018941670   整理番号:13A0966224

ガチョウ放飼による梨園の下草管理

Free-ranging Geese for Weed Control in an Orchard of Japanese Pears
著者 (7件):
資料名:
巻:号:ページ: 34-41  発行年: 2009年12月01日 
JST資料番号: F1142A  ISSN: 1884-5665  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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ガチョウ放飼による果樹園の下草管理技術の開発を目的とし,ガチョウの草種別嗜好性を明らかにするとともに,ガチョウ放飼に伴う梨園の植生変化について検討を行った。雑草9種および牧草2種を用いて,ガチョウの草種別嗜好性を検討した結果,エンバク,エゾノギシギシおよびイヌタデに比べ,イタリアンライグラス,イヌビエ,スズメノテッポウおよびシロツメクサに対するガチョウの嗜好性は高かった(P<0.05)。19aの梨園にガチョウ12羽(13カ月齢,平均体重4.0kg)を2008年5月から同年7月にかけての58日間放飼し,その除草効果について検討した。供試した梨園には,イネ科草本(スズメノカタビラ,スズメノテッポウおよびイヌビエ)が優占していたものの,放飼終了時におけるガチョウ放飼区(以下,ガチョウ区)のイネ科草本の被度と現存量は対照区(ガチョウ無放飼区:1a)に比べ大幅に低下した(P<0.05)。放飼ガチョウのイネ科草本に対する嗜好性は他の植物種よりも高く,その一方でイヌタデに対する採食は全く観察されず,その被度はガチョウ区において増加した。放飼終了時におけるガチョウ区の裸地率は対照区に比べ有意に大きかった(P<0.05)。以上より,果樹園におけるガチョウ放飼は下草管理に有効であることが示された。(著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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果樹  ,  雑草による植物被害  ,  生物的防除  ,  家禽一般 
引用文献 (14件):
タイトルに関連する用語 (2件):
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