文献
J-GLOBAL ID:201302241187359432   整理番号:13A1409234

脂肪酸澱粉エステルの合成および性質

Synthesis and properties of fatty acid starch esters
著者 (3件):
資料名:
巻: 98  号:ページ: 208-216  発行年: 2013年10月15日 
JST資料番号: E0961A  ISSN: 0144-8617  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
脂肪酸澱粉エステル(FASE)は完全バイオ系であり,原油系プラスチックの代替となる魅力ある材料であった。本研究では,2種類の合成法をそれらの効率,毒性および,特に生成物の溶解性の観点から,モデル化合物として澱粉ラウリン酸(C12)エステルを用いて比較した。DMSO中,脂肪酸ビニルエステルのエステル交換またはピリジン中での脂肪酸クロリドとの反応により,ラウリン酸エステル(DS>2)を得た。後者の方が短時間でより高いDS値(置換率)をもたらした。しかし,前者の方が生成物の溶解度が高いので,これを優先してその反応パラメータを最適化した。ATR-IRにより,澱粉ラウリン酸エステルのDSを求めた。SEC-MALLS(THF)を用いて分子量を分析した。エステル化の回収率(>80%)が高いことから,エステル交換では反応中にわずかな分解が生じるためエステル交換による生成エステルの優れた溶解性が明らかになった。粒径分布から,ラウリン酸クロリドエステル化澱粉とは対照的に,ラウリン酸ビニルエステル化澱粉はCHCl3中で安定に溶解することが判明した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
多糖類  ,  高分子と低分子との反応 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る