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J-GLOBAL ID:201302241470018404   整理番号:12A1811692

閉鎖性水域における汚染源特定のためのリバースシミュレーション

Reverse Simulation for Specifying Pollutant’s Source in Closed Water
著者 (4件):
資料名:
巻: 15  ページ: 157-166 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0242B  ISSN: 1880-3717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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水域には,重金属,農薬,PCB,油,PAH,放射性核種などの汚染物質や,ゴミなどの漂流物が流れ込み,水生生物や人間に深刻な影響をもたらしてきた。汚染物質を検知したときに汚染源を特定する手法として,数値シミュレーションは有効な手法の一つである。その手法は,順方向計算の結果を用いる手法と,逆方向計算による手法に大別される。本研究では,水域の汚染物質の移流・拡散を対象としたリバースシミュレーションを行った。その結果,汚染物質の濃度場,あるいは濃度場フラックスにフィルタ操作を加えると,数値計算の安定性が確保されることを確認した。また,濃度フラックス場にフィルタ操作を加えた場合の方が,高周波領域の成分の誤差が抑えられ,汚染源と汚染強度をより高精度に予測できることも確認した。本研究の格子幅に対するフィルタ幅の比は,既存の研究の値よりも大きな値であった。また,汚染物質の分布形状が,順方向計算の結果に比べて,円上に広がる様子が見られたが,これはフィルタ操作に伴う数値拡散が,濃度勾配が大きい方により強くはたらくためと考えられる。
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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水質汚濁一般 
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